当社の豚舎・設備について紹介します。上質な豚をたくさん出荷するため、餌やりや糞尿の処理などは機械化・自動化することにより、豚と向き合う時間をできるだけ長く確保しております。
農場内敷地
農場敷地面積:16,500㎡(約5,000坪)
豚舎
種豚舎(交配舎)
お母さん豚に種付けをして妊娠期間に過ごす豚舎です。妊娠期間は114日~116日。
分娩まで安静にゆったりと過ごします。体型を揃えるために給餌量も調整します。
分娩豚舎
分娩から離乳までを過ごす豚舎です。1腹の分娩で13頭ぐらい生まれます。授乳期間は4週間。生時体重は1kgぐらいです。
離乳時は8kgぐらいに成長!離乳後、お母さん豚は種豚舎に戻り・また種付け、子豚は育成豚舎へ移動します。
育成豚舎(離乳豚舎)
子豚が生後25日~75日ぐらいまで過ごす豚舎です。適温は25℃、75日で30kgぐらいにも成長します。
肥育豚舎
子豚が生後75~175日まで過ごす豚舎です。適温は20℃。175日で約115kgになり、間もなく出荷となります。
各種施設
急速糞発酵処理機(コンポスト)
有機汚泥・畜糞から微生物のチカラを活用し良質な堆肥「有機質肥料」を製造しています。
地球温暖化や海洋汚染などの問題が取り上げられる中、わたしたちは環境にやさしい循環型農業の推進に取り組んでおります。
汚水浄化処理施設
活性汚泥法による汚水浄化処理施設です。
バクテリアなどの微生物が汚水の汚れを食べることを利用し、アンモニア・硝酸性窒素等をきれいに処理します。
適切な排水基準値まできれいに処理された下水は、河川に放流されて自然の水循環に戻っていきます。
その他、脱臭装置、自家用発電機、井戸水浄水槽、尿処理槽、糞集積場、堆肥舎、などの施設もあります。